うつ病は適切な治療で回復できることが多い病気ですが、うつ病の遷延を始めとする長引くうつ状態も、時々みられます。そうした長引くうつ状態について、一般向けに取り上げた書籍はあまり多くありません。漫画『うつヌケ』は数少ないそうした本の1冊です。「長引くうつ状態を当事者はこう感じる」ことを知る手がかりとなります。それぞれの方の体験談を漫画にしたものですので、病状の理解や用語は当事者の立場からのもので、専門職のものとは異なることがあります。

タイトル:「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」
著者:田中圭一
出版社:株式会社KADOKAWA