ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論
一見すると無意味に見える仕事がなぜ生まれるようになったのかを解き明かし、その背後にある社会構造や価値観を問いかける一冊です。
一見すると無意味に見える仕事がなぜ生まれるようになったのかを解き明かし、その背後にある社会構造や価値観を問いかける一冊です。医療現場などでは、ケア労働や事務作業が複雑に絡み合うため、そこでの仕事の価値とは何かを改めて考えさせられます。社会人類学者である著者の指摘する「新自由主義がケア労働を正当に評価してこなかった」という視点は、ダイバーシティ・インクルージョン (D&I) の観点とも深く結びつき、私たちの働き方を見直すきっかけになるかもしれません。
訳者の酒井隆史氏のインタビューも公開されています。
タイトル:ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論
著者: グレーバー,デヴィッド【著】〈Graeber,David〉/酒井 隆史/芳賀 達彦/森田 和樹【訳】
出版社:岩波書店