性暴力被害、虐待、その他様々な暴力行為などは、時に当事者を孤立させ、依存症を含む様々な精神障害などの心身への悪影響の原因となり、生活の質の低下を招きます。子ども達も様々なトラウマを抱えていると考えられます。学校でみられる様々な子どもの行動を、単なる生徒指導上の課題ととらえるのではなく、その背景に「何かあるかもしれない」と一旦立ち止まって考えることによって、子どもが抱えている他人には言いづらい困難に気付くことができるかもしれません。学校で日常的にみられるトラウマについて、わかりやすく簡潔に説明された資料です。

出典
国立研究開発法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター(JST/RISTEX)
研究開発プロジェクト「トラウマへの気づきを高める“人‐地域‐社会”によるケアシステムの構築(研究代表者:大岡由佳) トラウマ・インフォームド・ケア学校プロジェクト事業」