「研究における市民参画の英国基準」(UK Standards)
「研究における市民参画の英国基準(UK Standards forPublic Involvement in Research)日本語版」
研究に当事者や市民が参加するとき、どうすれば「良い参画」になるのかを、英国の保健研究機関が策定した6つの基準の日本語版
保健・福祉の研究を市民と共につくるために、何が大切なのでしょうか。
英国では、国立保健研究機構(NIHR)をはじめとする4つの公的研究機関が協力して、「研究における市民参画の英国基準」を策定しました。ここでの「市民」には、患者さん、サービス利用者、介護者、ご家族など、研究に影響を受けるすべての人が含まれます。
この基準は、次の6つの柱で構成されています。
1. 誰もが参加できる機会づくり(Inclusive Opportunities)
2. 一緒に取り組む(Working Together)
3. サポートと学びの機会(Support and Learning)
4. わかりやすいコミュニケーション(Communications)
5. 変化を見つけ、伝える(Impact)
6. 運営への参加(Governance)
この基準は、常にすべてを満たすことを求めるものではなく、関わるすべての人が時間をかけて改善していくための道しるべです。研究者にとっても、参画する市民にとっても、自分たちの取り組みを振り返り、よりよい協働を目指す手がかりとして活用できます。
本資料は、UK Public Involvement Standards Development Partnership の許可を得て日本語に翻訳したもので、公式の日本語版となっております(原著 © 2019)。
原著: UK Standards for Public Involvement in Research. UK Public Involvement Standards
Development Partnership, 2019.