東大医学部生が受けているダイバーシティ&インクルージョンの授業
東京大学「医学のダイバーシティ教育研究センター」で行われている医学生必修のD&I教育をもとに、当事者中心の医療を考えるための一冊
医療は何のためにあり、誰とともにつくられるべきなのか。本書は、東京大学「医学のダイバーシティ教育研究センター」で行われている医学生必修のD&I教育をもとに、当事者中心の医療を考えるための一冊です。精神障害、トラウマ、依存症、発達障害、ピアサポート、当事者研究などをめぐり、「支援する側」と「支援される側」という固定された関係を問い直します。病気や障害の経験をもつ人々の「生きられた経験」を「経験専門家」の知として尊重し、医療者、研究者、当事者、市民がともに学び合うコ・プロダクションの可能性を示します。対人援助職を目指す人だけでなく、こころの健康や回復、包摂的な社会のあり方に関心のある読者にも、多くの気づきをもたらしてくれる本です。(笠井清登)
タイトル:東大医学部生が受けているダイバーシティ&インクルージョンの授業 ―「建前」から「納得」へ【11人の講義動画付き】
筆者:笠井 清登 / 熊谷 晋一郎
出版社:医学書院