人間の精神と行動、そしてその基盤をなす脳は、ライフコース(人生)を通じて発達・変化します。人間の生涯発達を固定した理論としてだけでなく、時代、世代、社会、文化、地理、ジェンダーなどとの相互作用による動的で変化しうる過程であるととらえて、人間の脳と精神・行動の発達を学ぶときの全体的なポイントおよび、各ライフステージにおける発達、さまざまな相互作用について具体的に解説しています。患者や家族の個別で一回性の人生が「普遍的な研究の成果である」ことを体験として学ぶ時が来ると述べられています。